7月15日(金)音楽とマラソンと黄身時雨

はじめての稽古場。広くてきれいです。少し声が響き過ぎますが、半円形のような、洋風な雰囲気もあるので、シェイクスピアをやったらよさそうです。

オルガンを囲んで、歌の練習をしました。下の音、難しいです。
一度聴いた音は絶対に忘れない、という音楽家の技がほしいと思うのはこんなとき。音楽の世界にはものすごい技と感性と知性を備えた人たちが犇めいているらしい。そこに天才的な指揮者があらわれて、混沌から出発するというのですから・・・。

歌の合間、話題はいつしかマラソンへ。間近で観ると、あの肉体と迫力はすごいらしい。テレビ中継は演劇を録画で観るようなものだとか。

思えば、最初に話題になった黄身時雨も、すごいものを秘めていました。あの粉雪のような淡い食感。儚さ。洋菓子とは違った何かがある。


私たちは演劇で、少しでも追いつけたらと思わずにはいられません。