2月の朗読『夢十夜』公演のため、会場となる伊勢崎文化会館に下見をかねて稽古に行ってきました。

小ホールなので、驚くほどは広くなかったですし、声も、マイクを使わなくてもなんとか後ろまで届きそうな感じでした。座席は移動式ではありませんので、境町のときように、観客席をどかして円形の舞台をつくることはできません。

いわゆるステージの上で芝居や朗読をするのは、これがはじめてです。四人一列にならんで大人しく坐って朗読してみましたが、妙な感じです。役者がとても小さい。今日は行燈を用意してこなかったので、端から端、下から上まであかりがついていたせいもあります。ステージって、横にも縦にも大きいんですね。ライトがきっちりと四角をかたどっています。額縁のように固定されたその枠が、役者を本当に小さく見せます。

少しやり方を考え直さなければいけないかなと思いました。
なんとか、あの枠を壊したいです。