8月19日(月) 天使の歌声(南方系)

お盆休みが終わり、蔵芝居に向けての稽古再開です。
今夜の稽古は、ひたすら太鼓を叩きました。

不思議なのは、しばらく太鼓を叩くと、頭上から女の人の歌声が聞こえてくることです。あれは何だ?と見上げても誰もいない。低めの太鼓を鳴らすと、今度は男の人たちが謎の言語で談笑している。

天使の歌声か。歌を歌っている時にも、うまくするとこうした倍音が聞こえることがあるそうですが、自分たちで歌っているせいか実はよく分かりません。でも今夜は聞こえます。しかも、どこかアフリカの方の民族の歌のように聞こえます。

今夜の稽古場が、反響の大きな部屋だったこともあるのかもしれません。
休憩後、再び叩きはじめると、またどこかから声が。ん?でも今度は上じゃない。なぜか横の方から聞こえてくる。しかもかなりはっきりとした声が!こんな音まで聞こえてくるものなのか!
と思いきや、入り口の扉から顔をのぞかせた警備会社の人が私たちに話しかけていたのでした。警備のセンサーがどこかで反応したそうで。驚かされました。ついに太鼓の音の化身でもあらわれたかと思いました。