2月18日(月) 本庄朗読公演まで、あと少し

インフルエンザに久々にかかってしまい、すっかり体力を奪われていましたが、何とか回復してきました。
本庄朗読公演まで、残りあと少しです。当日観客に配るための演出の言葉もできあがってきました。タイトルは、「二つの語りによる圓朝人情噺」。これができてくると、公演も近いと実感します。

今回は二手に分かれての稽古が続いています。

今回、私は群読から離れた場所にいるので、稽古が進むにつれて、向こうから響く群読に、どんどん音が重なっていくのをきいています。普段、群読のなかにいるときにはきくことのできない外からの響きです。先日は、稽古のために、ちょっとだけ群読の中に参加しましたが、中に入った途端に、みんなの一瞬一瞬の奮闘がひしひしと感じられました。

私もとにかくできることをやらねば、と我に返って焦ったりしています。でも、自分の未熟さを考えると途方に暮れて、どんどん怖くなるだけなので、今はやめます。

二つの語りがつながって全体でどんな響きの公演になるのかは、まだ誰にも分かりません。今はただ、あの本庄図書館の少しアーチがかった天井のかたちや、木の色の床や壁に思いを馳せるだけです。