小旅行

まずは館林、分福茶釜茂林寺へ。
小雨の降るなか、きれいに着飾った狸が並ぶ。


お寺のなかで、福を分けるという名の茶釜を見学。
なかはひんやりと暗い。千社札、あんなに高いところにもたくさん貼ってあります。


お昼は、館林の鰻。
鰻なんて久しぶりで、顔も忘れていました。
身がやわらかくて、おいしい。


そして午後、一年を経てようやくたどり着いた呑龍様。

「呑龍、呑龍、教へてください。夢と現と禍言はいづれが先に叶ふのか」


庭には龍のかたちの松が。


子育て呑龍様、
これからも劇団にいい舞台が生まれますように。



追記:
帰り道、太田のしずかな喫茶店にて。
狭い店内は混んでいたにもかかわらずとても静かで、お客さんも店員さんも音を立てない。忙しく珈琲をつくり運ぶ店員さんたちは、私たちの運歩のように、実は摺り足で働いているのではないかという疑惑が浮上した。