稽古場の声

本日の稽古は、希望ホールにて。
久しぶり過ぎて見つけられるか不安でしたが、無事に辿り着けました。


中にはいると、部屋の壁一面に、子どもの絵本から大人の古典落語に至るまで、本がびっしり並んでいます。きれいな台所もすぐ隣りにあり、食器もたくさん戸棚に並んでいて贅沢です。ちなみに、本日のお茶の時間も贅沢でした。


お茶の時間をはさんで、今日はひたすら部分毎に分かれての稽古です。

ちか・世津ペアがUFOを呼び寄せるのが先か。
妓娃尼・薫ペアがピタゴラスの見解をあきらかにするのが先か。
あるいは田毎ノ月が、雄叫びの間と等速にきざむリズムの感覚を身につけるのが先か。
はたまた、最中五郎の指がトレモロの響きの真髄を掴むのが先か。


それぞれがひたすらに動いてあがいて、雑多な音の交錯する今夜の稽古でした。
稽古場はやはり、こんな感じでないといけないのかもしれません。