• ちゃぐ

十月の九日、十日と、稽古を見せていただきました。
特に十日は、始めての通し稽古に立ち会わせていただきました。
劇団員がさぐりさぐりに一つの劇を今作ろうとしている現場は、ぎこちないところはあっても、はっとさせられるような熱を持っていました。
台本を作るところから通し稽古をするまで、なんという長い道のりだろうと思いました。今までそんなこと感じたことは正直なかったのですが、薫さんをみていると苦労がしのばれます。けれどもきっと、劇にはそんなこと持ち込まないのでしょうね。役者をしている時には。
硝子戸の中、制限されていることと拡がりを持つこと。
公演まであとちょっと。つらさなんて微塵も見えないようにさらりとした、明るい闇を見せて下さい。
お世話になりました。

※いろんなプレゼント、ありがとうございました。忙しい中お邪魔させていただいたのに、温かすぎる待遇です。おいしくいただきました!